2023年│カメムシ大量発生はいつまで?ピークは11月だが冬も要注意!理由を解説

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2023年│カメムシ大量発生はいつまで?ピークは11月だが冬も要注意!理由を解説

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2023年9月中旬ごろから、都市部でカメムシが大量発生していることが話題になっています。

カメムシに毒はありませんが、匂いも強烈で気持ちいいものではないですよね。

このカメムシの大発生がいつまで続くのか調べたところ、ピークは11月まで続くと言えそうです。

しかしカメムシは越冬するのでいなくなるわけではありません

冬も注意が必要ですね。

今回は、2023年にカメムシが大量発生している原因やこの騒動がいつまで続くのか、また冬も要注意と言われる理由を調べました。

是非最後までご覧ください。

【2023年】カメムシが大阪・京都など21県で大量発生!原因は高温少雨

引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230929/k10014210191000.html

2023年9月上旬ころから、都市部でカメムシの大量発生がSNSで話題になっています。

今夏三度目のカメムシの卵!!!このままにしておくと1週間で孵化し、ベランダにカメムシうじゃうじゃですぞ!!たまに洗濯物に産み付けられてることもあるので要注意!!そのまま箪笥にしまうと、中で孵化するぞよ!!

京都市の6階はとてつもないことになってます。今日は今年で1番多かったです。

「玄関前にいすぎて家に入れない...」カメムシが全国で大量発生。本来冬眠するはずが、今年は気温が高いのでエサを求めて動き回っている状態ではないかとのこと。。。。

引用元:X

カメムシが大量発生している理由の1つは、今年の夏の高温少雨です。

引用元:https://www.mbs.jp/news/feature/specialist/article/2023/09/096888.shtml

今年の夏は日本全国かなり気温が高かったことで、卵から順調に成長して成虫になる個体数というのがそもそも増えてしまった

MBSNEWS

カメムシは4月~8月頃に産卵し、1,2週間で孵化します。

猛暑で元気に生まれてくるカメムシが多かったということですね。

また、カメムシは高温だと活発になり、雨が少ないと病気になりにくいと言われています。

山口県農林総合技術センターの溝部信二専門研究員は、今年は梅雨の前から高温であったことに加え、梅雨明けが早く雨が少なかったことも影響しているのではないかと指摘する。「カメムシは気温が高いと活動が活発になり、成長も早くなる。さらに雨が少ないことで病気になりにくいことも例年以上に増えた原因と考えられる」

JAcom

確かに今年は空梅雨だったね

大量に生まれたカメムシが、病気になりにくく、みんな元気に成長したということですね。

カメムシが成長する絶好の条件が重なったと言えるでしょう。

また、カメムシは種類によって農産物に被害を与えます。

カメムシの被害にあった農産物
引用元:https://www.fnn.jp/articles/-/593628

農林水産省によると、9月28日の時点で、京都府や和歌山県など全国21の道府県がカメムシの注意報を出し、

農作物の管理を徹底するよう呼びかけているようです。

カメムシに毒はなくても農家さんの被害は深刻ですよね。

理由についてはカメムシ 大量発生 2023 原因で詳しく!

【2023年】カメムシの大量発生ピークは11月まで!

2023年9月からのカメムシ大量発生は、いったいいつまで続くのでしょうか。

結論から言うと、ピークは10月中旬から長くても11月いっぱいまで続くと言えそうです。

カメムシの飛来が開始されるのは、最低気温15度以上、最高気温25度以下

飛来のピークは最低気温10度前後と言われています。

(引用元:Hohto Shoji Co.,Ltd.

カメムシは気温10度前後で飛来のピークを迎え、

その後気温が下がると活動が鈍り、冬眠するためにあまり見ることが無くなっていきます。

地域によって差がありますが、

カメムシを外で大量に見るのは11月いっぱいで、徐々に見る機会がすくなっていくと言えるでしょう。

しかし、カメムシの寿命は1年。

今年の4~8月までに孵化した大量のカメムシは11月にいなくなるわけではありません。

カメムシの大量発生!冬も要注意その理由とは?

カメムシがいなくなるわけじゃない!

先ほど述べた通り、秋に大量発生したカメムシは4~8月に孵化したカメムシです。

カメムシの寿命は1年ほどありますので、カメムシがいなくなるわけではないのです。

暖かいところに身を寄せ合っているということね

https://twitter.com/cyu_fan/status/1707888285446803932

現在街中で見かける大量のカメムシは越冬できる暖かいところを探している状態。

今漂っているカメムシが屋内に住み着いてしまえば、冬も大量に目にすることになるわけですね。

冬も要注意ということになるます。

家屋や商業施設に住み着く場合も

冬でも室内や特に24時間暖かい、ホテルや商業施設は要注意です。

今年の冬は室内のあちこちで越冬しているカメムシに出くわすことが多くなるかもしれません。

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【対策4つ】カメムシを寄せ付けない&見ないためにするべきこと!

カメムシをこの冬見ないようにするにはカメムシを室内に入れないことが重要です。

カメムシを寄せ付けない&見ないためにするべきこと4つをご紹介します!

  • 11月頃までは家の街灯を消すか暗くする
  • 洗濯物を取り込むときに気を付ける
  • 網戸などの隙間を埋める
  • ハッカスプレーで寄せ付けない

カメムシは明るいところに寄って来る習性があるので、活動が活発な11月いっぱいまでは家の街灯を消すか暗くするのがいいでしょう。

また、洗濯物にカメムシはつきやすいので、一緒に取り込まないこと、窓や網戸の隙間などからの直接の侵入を防ぐことも大切です。

カメムシはハッカに含まれる成分が苦手なので、入り口や網戸にハッカスプレーをこまめに吹きかけておくのもいいですね。

ただ、ハッカスプレーは赤ちゃんや小さなお子さんがいるお家は、吹きかけたところをなめてしまうといけないので、注意が必要です。

犬猫などのペットもハッカを嫌うので飼っている方は使えないね!

カメムシ大量発生!今年の冬は寒くなる?

カメムシが大量発生した年の冬は寒くなるといわれているようです。

しかし、調べてみましたが、それには根拠がなく、過去にカメムシが大量発生した年が暖冬だったということもあるようです。

2023年、今年の冬は今のところ暖冬と予想されています。

秋冬の気温は、9月から2月にかけて全国的に平年より高い予想です。(中略)12月以降もエルニーニョ現象が続くため、暖冬傾向になりそうです。寒さのピークは1月下旬~2月上旬で、初雪は平年より遅いところが多い予想です。

ウェザーニュース

予想通りならば、やはりカメムシが大量発生した年の冬は寒くなるという説はガセということになりそうですね。

まとめ

2023年のカメムシ大量発生のピークは11月までですが、

カメムシは越冬するため、あたたかい室内に住み着けば、冬も大量のカメムシに遭遇することになりそうです。

現在、カメムシ用の殺虫スプレーが売り切れ続出ということですが、カメムシ自体に毒はありません。

大量発生している、臭い、気持ち悪いからという理由だけで駆除してしまうのはなんだか複雑な気持ちになりますね。

生きとし生けるものすべてに意味があり、人間の都合だけで絶滅させていい生物はこの世にはないと言えるのではないでしょうか。

しかしそうは言ってもカメムシの大量発生は気持ちいいものではないのも事実。

農作物に被害を及ぼしているのは深刻ですので回避するべきだとも思います。

地球上のあらゆる生物と共存していく方法を模索するきっかけになると、今年のカメムシの大量発生にも意義を見出すことができるのではと思ってしまいます。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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