200万円】キャンドルジュンの父親・井筒信一のバイオリン価格に驚愕!日本一の楽器職人だった

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キャンドルジュンの父親は井筒信一!日本一のバイオリン職人で韓国国籍の噂はデマ

2023年6月19日

広末涼子さんの旦那さんのキャンドルジュンさんの実家は、バイオリン工房なのをご存じですか。

ジュンさんの父親・井筒信一(いづづ しんいち)さんは日本を代表するバイオリン製作者なんですよ。

そこで今回は、ジュンさんの父親・信一さんについて調べました。

調べていくと、ジュンさんが韓国国籍なのでは?という噂があるようですが、その噂はデマでした。

なんとジュンさんのお兄さんもバイオリン職人で一家そろってものづくり職人ということもわかりましたよ!

ぜひ最後までご覧くださいね。

キャンドルジュンの父親・井筒信一のプロフィールと経歴

引用元:https://izutsu-violin.com/

プロフィール

井筒 信一(いづつ しんいち)

出身地:長野県松本市
誕生日:1936年
年齢:87歳 ※2023年現在
職業:バイオリン、チェロ、ヴィオラ職人(制作・修理・調整)
   音楽教室、楽器製作教室の主催
息子:井筒 功(いづつ いさお)/バイオリン、チェロ、ヴィオラ製作者
   キャンドルジュン(本名:廣末 順 旧姓:井筒 順)/キャンドルアーティスト

信一さんの作るバイオリンの素材木は全て国産。

北海道・釧路の楓と赤エゾマツを使用するというこだわりです。

「日本の木材ではなく、ヨーロッパのものではないとだダメだ!」

と言われましたが、信一さんはゆるぎない信念のもと、国産の木材にこだわり60年以上バイオリンを作り続けてきました。

引用元:https://izutsu-violin.com/

その努力が実を結び、ニューヨークで活躍中の天才ヴァイオリニスト・五嶋龍さんが、デビューコンサートの時に信一さんのバイオリンで演奏し話題になります。

一流の演奏家が日本人の作ったバイオリンを使用するというのは異例のことで、その後は多くの演奏家から支持され、日本の巨匠と呼ばれるようになりました。

現在は、バイオリン工房「弦楽器 いづつ」にて、バイオリン、チェロ、ヴィオラなど弦楽器制作の他、制作教室・音楽教室も開講しています。

バイオリン工房「弦楽器 いづつ」
住所:〒390-0823 長野県松本市中山3729

キャンドルジュンが韓国国籍の噂はデマ

引用元:毎日新聞

キャンドルジュンさんの国籍が韓国なのではないか、という噂があるようです。

確かに、キャンドルジュンさんと検索すると韓国というワードが出てきます。

しかしジュンさんのお父さんは純日本人で、韓国国籍という噂はデマです。

ではどうしてこのうわさが流れたかというと、理由は二つ。

  • 韓国の半グレ集団と関係していたという噂があった
  • 名前が韓国人っぽいから

だと推測できます。

もちろんジュンさんは韓国の半グレ集団とのかかわりはありません

芸能界に知人が多いジュンさんなので、こういった噂が流れたのでしょう。

またキャンドルジュンという名前を、本名だと勘違いしている人も多い様で、名前が韓国人のようだから、噂されてしまったようですね。

『キャン・ドルジュン』さんだと勘違いしていたという人も結構いたようなんですが、笑。

キャンドルジュンさんの本名は廣末 順(旧姓・井筒 順)さんです。

キャンドルジュンの父親・井筒信一は日本一のバイオリン製作者

父親・信一が作るバイオリンの価格は200万円

引用元:https://izutsu-violin.com/

キャンドルジュンさんの父親・信一さんの作るバイオリン価格は、一本30万円~200万円と言われています。

受注生産をしているようで、作成する際に納期や値段を相談して作り始めているようですね。

信一さんのバイオリンは長野県・松本市の「弦楽器 いづつ」のほか、

東京・渋谷区にあるジュンさんの兄・功(いさお)さんが経営するお店「ネオ東京ストリングス」でも購入することができます。

また、ネットショップ「ダ・ヴィンチヴァイオリン」でも取り扱いがあるようでした↓

引用元:https://oldviolin-senmonten.shopinfo.jp/shopItems/13090234

写真のバイオリンは売り切れでしたが。

バイオリンの相場は、一般の大人向けであれば、約5,000~60,000円くらいですが、プロが使用するバイオリンは300万円~1000万円ほどともいわれています。

それを考えると、信一さんのバイオリンは意外と低価格?と思われます。

ただ後述しますが、信一さんのバイオリンの音色は世界でも認められるほど!

楽器の本当の価値は値段ではないのかもしれませんね。

イタリア名門「ストラディバリウス」とのバイオリン対決(メイドインジャパン)

2019年に、TBSの「メイドインジャパン!」という番組で、信一さんのバイオリンと世界のバイオリンの音色対決をするという企画がありました。

第一回戦は、イタリアのクレモナにある、バイオリンを作る学校の先生が作成した200万円のバイオリンと対決。

プロの演奏家がついたての向こう側でバイオリンを弾き、審査員6名がジャッジするというものでした。

結果は2対4で信一さんの勝利!

めちゃめちゃすごいですよね。

これまで日本の素材にこだわり続けてきたことがこうして目に見えて認めてもらえた喜びはひとしおだったに違いありません。

そして2回戦はなんと、1本10億円「世界で一番高い楽器」と言われるストラディバリウスとの対決!

この時は4対2で信一さんのバイオリンが負けてしまいましたが、それでも信一さんの音色を選んだ審査員が2人もいたということにおどろきです。

後に、この時のことを信一さんが語っている記事がありました。

本当に嬉しかったんです。国産の材料で作っていろいろ言われて悔しい思いを沢山味わってきました。ただ、まだ国内の名のある演奏家が使ってくれてないのが実情です。ぜひ使ってほしい。

中山地域づくり

そして奥様も以下のように答えています。

テレビの結果は嬉しかったですよ。カーテンの向こうでどのヴァイオリンかわからないようにして聞き比べてみればわかるって昔から言っていましたから。今回全くそれが実現して、頑張ってきた甲斐があったと思いました。

中山地域づくり

職人さんが公に技術を認められる場面はほとんどないかもしれませんよね。

信一さんの技術を信じてついてこられた奥様もこの時の喜びは計り知れないものがあったはずです。

キャンドルジュンの父親・井筒信一の生い立ち

信一さんの父は木工ろくろ職人

引用元:https://waza-museum.jp/violin/

キャンドルジュンさんの父・信一さんは1936年生まれ。

長野県松本市出身です。

今の開智小学校のあるあたりで生まれ育ったと言います。

松本市は、いろんな職人さんが住む町だったようですね。

信一さんの父親は、木工ろくろ職人でお盆や皿を作っていました。

信一さんが小学校4年生のころ、父親の仕事を3日間見ている時がありました。

4日目に、父親から、「作ってみるか?」といわれ、信一さんは作製。

思ったよりうまくできたので褒められるかと思ったそう。

しかし父親には「それは真似事だ」と言われます。

職人は目で見て技を盗めとよく言われるが、父親の言い分は、

何故そうするのか、いつも考えながらやらなきゃだめだ、疑問をもちながらやれ

ということだったそうです。

バイオリンとの出会い

引用元:https://waza-museum.jp/violin/

信一さんは、学生時代に友達がバイオリンを弾いているのに興味を持ちます。

そして運よく、カトリックだった信一さんは、教会でスズキメソードの鈴木慎一さんの妹さんに出会い、バイオリン職人の道を進められるのです。

当時は父親の職業を継ぐと言っていたため、なかなか言い出せずにいましたが、お父さんが一杯飲んで機嫌がいい時を選んで、バイオリン職人になりたいことを伝えます。

当然起こられると思っていたところお父さんは、

しん、それを死ぬまでやると言うなら、いい

と言われます。

引用元:https://waza-museum.jp/violin/

信一さんは「はい、やります!」と答え、そこから鈴木慎一さんの弟さんに弟子入りし、バイオリン職人を目指します。

20歳でバイオリン職人を志し、すぐに大成したのではなく、それから20年はバイオリン工場で働いたり、仕入れや経理の雑務もこなします。

工場を辞めてからあちこち回るも仕事はなく、東京まで行き、鈴木慎一さんの知り合いである演奏家の加藤きよしさんに出会います。

その加藤さんから楽器作成の依頼があり、作ったところ「これはいい」と言ってくれたとのこと。

信一さんが40歳のころでした。

国産材料へのこだわり

引用元:https://waza-museum.jp/violin/

40歳から信一さんはフルサイズのバイオリンを作り始めます。

ヨーロッパに一人で赴き、イタリアやフランスのバイオリン作りも見て回りました。

バイオリンの素材は、ヨーロッパでないとだめだと言われています。

しかし信一さんは、国産でもできるはず!と信念を持ち、40代後半に釧路に行って材料を探しに行くのです。

一般にヨーロッパ産は柔らかいのですが、北海道産は楓も松も堅いのが特徴です。和太鼓がそうであるように叩いて叩いて本物の音が出る、ヴァイオリンも弾き込むことで絶対にいい音がでると思いました。

中山地域づくり
引用元:中山地域づくり

材木は丸太の状態で仕入れ、板にして自然乾燥させてから使うのだそう。

長いものでは30年以上乾燥させているものもあるのだそうですよ。

とてもこだわりがありますね。

人は皆、環境がそれぞれ違い、活躍できる場面もそれぞれ違うように、木も、たとえそれが最高の素材ではなくても使い方によっては活かす方法があるんです。木は自然のものですから、そうやってすこしでも活かしてあげたいんです。そういう機会が訪れるまで、ここでじっくり寝かせて、自然乾燥させているんです。

https://waza-museum.jp/violin/

と信一さんは語ります。

引用元:https://www.harima.co.jp/hq/legendary_technology/125/page5.html

いつも最高のものをつくろうという気持ちだが、完成すると、こういう音になったのかと思い、次はもっといいものをつくろうと思う。

という信一さんの言葉に、

「では、われわれは未完成のヴァイオリンを買わされているのか」と言われたことがあるのだそう。

しかし信一さんは答えます。

そうかもしれませんね。でも、いい楽器というものは、一流のプロが弾きこんでいくうちに成長して、ますますよくなっていくのです。だから僕たちは、弾きこんでよくなる楽器をつくらないといけないのです

https://waza-museum.jp/violin/

 死ぬまでバイオリン作りをすると父に誓った信一さん。

その時の誓いを胸に今でもバイオリン作りを極め続ける、きっとその姿勢に終わりはないということなのでしょう。

キャンドルジュンの家族構成

引用元:Yahoo!ニュース

キャンドルジュンさんのお父さん以外の家族構成も気になるのではないでしょうか。

キャンドルジュンさんの家族構成は5人です。

  • 父 井筒 信一(いづつ しんいち)1986年生まれ 87歳 ※2023年の年齢
    ヴァイオリン製作者
  • 母 井筒 秀子(いづつ ひでこ)年齢不明
    ⇒ヴァイオリン製作者
  • 長兄 井筒 功(いづつ いさお)1970年生まれ 53歳 ※2023年の年齢
    ⇒ヴァイオリン製作者
  • 二兄 名前不明 1971年生まれ 52歳 ※2023年の年齢
    ⇒バイオリン制作・営業
  • 本人・キャンドルジュン 1974年1月20日生まれ 49歳 ※2023年6月現在
    本名:廣末順(ひろすえ じゅん)旧姓:井筒順(いづつ じゅん)
    ⇒キャンドルアーティスト

ジュンさんのお父さん以外のご家族も紹介します。

母親もバイオリン製作者

キャンドルジュンさんの母親は秀子さんと言います。

秀子さんもバイオリン製作者で、信一さんと一緒に「弦楽器 いづつ」で働かれています。

信一さんが国産材料にこだわり、北海道産の楓や松を仕入れ出したとき、

利益がほとんど出ないことに秀子さんが頭を悩ませたというエピソードがありました。

事務的なことやら、お店の運営を信一さんと二人三脚でやってこられたのでしょう。

前述したテレビ番組でのバイオリンの音色対決で勝利した時に、大変喜ばれていた気持ちがわかりますよね。

工房ではバイオリン制作の他、月に2回のバイオリン制作教室と、月に2回の音楽教室が開かれていますので、そういった調整の役割などもお母さんの秀子さんが担っているのかもしれませんね。

長兄・功さんもバイオリン製作者

引用元:Instagram

キャンドルジュンさんの上のお兄さんは功さんと言います。

ジュンさんの4歳年上です。

功さんもバイオリン製作者で東京渋谷区にある「ネオ東京ストリングス」という工房兼ショップを経営されています。

引用元:Instagram

バイオリン工房 Neo Tokyo Strings
〒151-0063 東京都渋谷区富ケ谷2丁目45−21 2F

こちらの工房では、父・信一さんと同様、バイオリン、チェロ、ヴィオラの制作や修理、調整を行っています。

小さい頃は、3兄弟の中でジュンさん一人がバイオリン制作を継ぐと言っていたようで、両親もジュンさん一人を小学生のころからバイオリンを習いに通わせていました。

しかし兄・功さんが高校卒業後に家業を継ぐと宣言。

その後はジュンさんはバイオリン職人の道をあきらめ上京しキャンドルアーティストの道を進みます。

キャンドルジュンさんの生い立ちについて詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

【生い立ち】キャンドルジュンの性格温厚は幼少期から!記者会見での自分語りの理由も納得

二兄もバイオリン製作者

キャンドルジュンさんにはお兄さんがもう一人います。

お名前の情報はありませんが、ジュンさんがYouTube番組「街録ch」に出演した際、兄がいて二人は年子、と語っていたので、ジュンさんの3つ上ということになりますね。

動画では「1番上の兄が作る方で、下の兄は売る方」

と語っていたので、主に営業を担当していると思われます。

まとめ

キャンドルジュンさんの父親・井筒信一さんは日本のバイオリン製作者の第一人者で、純日本人でした。

キャンドルジュンさんの国籍が韓国という噂はデマというわけです。

父・信一さんが手掛けるバイオリンは1本200万円で、世界一のバイオリン「ストラディバリウス」に引けを取らない音色とのこと。

実際はもっと高額なものもあるかもしれませんが、信一さんにとってはもはや金額など関係ないことかもしれません。

キャンドルジュンさんにとっては、祖父は木工ろくろ職人、父や兄はバイオリン職人と、家族全員がものづくり職人だったというわけですね。

ジュンさんがこだわりを持ってキャンドルアートの道に進まれるのも納得です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

【生い立ち】キャンドルジュンの性格温厚は幼少期から!記者会見での自分語りの理由も納得

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